株式会社たかだまなみのポップであかるいメンヘラ日記(仮)

ウェブでお婿さんを募集する奇行種がお届けする、ゆるい日記です。雨が降るとメンヘラになります。婚活サードウェイブ!

【真面目に返答】彼女がビッチ疑惑で困っています

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お世話になっております、株式会社たかだまなみです。今回は日本の真裏、ブラジルで書いております。この国の方は誰かが寝ていても気を遣うということがないようで、朝6時からテンション高めの爆音が流れています。負けてらんねぇ、私もどんどこイキますよ!今回は頂いたご相談に真面目にお答えしていく企画。それでは早速コチラをご覧あれ!

まなみ社長、こんにちは。僕には付き合って半年の彼女がいるのですが、その彼女、社長と同じでビッチなんです。僕とデートしていても、隣のおじさんとすぐに意気投合して遊びに行く約束したり、会社の人とも週末出かけていて、ビジネスの付き合いとは思えない程なんです。一線を超えているのかどうかは正直……わかりません。聞くのも野暮だし、彼女が僕に好意があると感じられるので「他の人と仲良くするのはやめて欲しい」と言うのは重いかもと思って。付き合っているからには自分だけ見て欲しいな、と思うのはそんなにおかしなことではないと思いますが、この状況を社長ならどう考えますか?

(M男さん / 29歳 / 会社員)



本当に困ってるの?何に困ってるの?

 

M男さん、ありがとうございます。彼女のビッチ性に気がついて、同じようなカテゴリーの人間である私に相談してくださったというわけですね光栄です。嫌なら別れれば良いと思いますが、それでも別れないのはビッチ性も含め、彼女さんにメロメロなんでしょうね〜。わかります、ビッチって魅力的ですもんね!ウンウン!

 

それにしても私には、M男さんの言葉がご相談なのか「俺のオンナはモテるぜYEAH!」とカマされているのか判断がつきません。本当に困ってるんでしょうか。ノロケじゃなくて、ご相談ってことであってますよね?いやたまにいるんですよ、寝取られ願望でパートナーがモテることを自慢する人。え?そんな人会ったことない?私の周りの変態濃度が以上に濃いせいでしょうか。

 

ビッチにつける薬はない

 

今回のキーワードは「俺だけの人でいて欲しい!」というところですが、果たして彼女からビッチ性を抜き取ったら何が残るでしょう?長所は短所、短所は長所。棘のないバラは綺麗ですが、花びらのないバラはもはやバラではありません。言ってる意味わかります?

 

ビッチには2種類いると言われています。前者は何かと関係があっても後腐れない、健康ビッチ。男女関係をスポーツのように捉えている人も多いです。後者は自己肯定感が低いために身を捧げてしまったり、後々重くのしかかってくることもあるメンヘラビッチ。彼女さんは果たしてどちらなのでしょうね。そしてどの部分にM男さんはググっと来ているのでしょう。不満を持ちながらも彼女に惹かれているところからして、M男さんもメンヘラクラスタでしょうか。

 

まぁどちらにしても、人間は簡単に変わるものではありませんし、彼女自身が「変えたい!」と強く願ってこそ変わるもの。他人に変えることはできませんし、特効薬もありません。まっ、まさか僕の愛のチカラで……なんて言い出しませんよね?もし彼女を自分の手で変えたいという思いがあるなら、私のこれまでの記事をおさらいして、いかに他人を変えよう(助けよう)とすることが愚行であるか確認してください。それとも私と一緒にダメ恋愛の末、地獄に落ちますか?ええ、それも人生ですよ!(ニコッ!)

 

あなたも同じように生きてみては?

 

M男さんが彼女に惹かれるのはもしかして、彼女の生き方に憧れているのではありませんか。自分ができないことをやってのける姿が好き、ということでは?つがいになってしまうと二人ので間恋愛も結婚もセックスも全部済ませなきゃいけない。このクローズドな雰囲気をビッチは嫌う傾向があります。それにハードな言い方なんですが、ビッチの心は誰か一人じゃ埋まらない!たとえあなたがどれほど彼女を愛していたとしても!!……ハイ、彼女の代わりにブラジルの海に叫んでおきました。

 

いっその事どうでしょう?一つ、あなたも彼女と同じように生きてみるというのは。あなたが積極的に他人と関わることで彼女が焦り、あなたの思う通りに「彼女は俺のモノYEAH!」となるかもしれません。もしくは「あなたはあなた、私は私、浮気もおっけー!でも家にはニコニコ帰って来ましょう」と新しいスローガンを打ち立てることになるかもしれません。いずれにせよ、我慢で繋がる関係はあり得ません。

 

ビッチな彼女を想うあなたへの処方箋

 

まずはあなたの素直な感情を、冷静に彼女に伝えてみてください。あなたにできることは、自分の感情を伝えることだけ。どうぞ、ムカムカしても彼女の人間性は否定しないで。ビッチにはいくらでも替えの男性がいるので、さっさと乗り換えられるのがオチです。でもビッチも人間なので、あなたの真心が伝わればきちんと向き合ってくれるはずですし、向き合わないと言うのであればビッチ以前に人間性が疑われます。その上でどうしたら二人が楽しく生きることができるのか、最大公約数を考えてみてはいかがでしょう。

 

浮気のご相談でもよく聞く「自分だけを見て欲しい」という感情。正直私はどうかな?と疑問に思う部分もあります。自分だけを一心に見てくれるのは、赤ちゃんの時だけ。大人になったら、自分の感情はある程度自分で始末できるようにならないと、私のようにズブズブ依存してダメ男にキャッチされます。自分だけを見て欲しい想いは、罪でも悪でもありません。そういう人は同じように感じる人とカップルになる方が楽ですよ。株式会社たかだまなみでは、自分だけを見て欲しい!と思う方のために、執拗にあなただけを見つめるサービスを行っております。大黒摩季の「あなただけ見つめてる」をエンドレスリピートで歌うオプションもございますよ!M男さん、また様子を聞かせてくださいね。それではまた次回!



結婚でメンヘラは治るのか?私はYESと答えます! 【石田月美VSたかだまなみ企画】

お世話になっております、株式会社たかだまなみです。私は自身を会社にたとえ、正社員としてお婿さんを募集するウェブページを公開したアラサーです。先日お婿さん採用を成功させ、新しい生活へと現在進行中。ウェブで情報を公開し、求める人材に来ていただく方法を「婚活サードウェーブ」と称し、今では恋愛や結婚に悩める全ての人のため、右斜め下のアドバイスをさせて頂いております。

 

恥を忍ばずに実名顔出しで婚活!?と驚かれますが、それは私がメンヘラかつビッチであり、恋愛市場に参入してからの10年間、ダメ恋愛しかしてこなかった経緯と関係しています。「メンヘラビッチのままでは、憧れの明るい家庭築くことはできない……。」そう考えた私は、自分ととことん向き合うこと、メンヘラスイッチが発動しない男性(後述します)を選ぶことを念頭に置き、婚活をしたのです。

 

そんな私とメンヘラ婚活を推進する石田月美さんが、ある日突然出会い、二人は同時に「同業他社じゃん!」と叫びます。しかし二人の意見は少し違うところも。そこでメンヘラ×婚活のキーワードをもつ私たち二人が誰得VS企画を立ち上げ、メンヘラ業界から皆様へ伝えたいことを「メンヘラ婚活女子の結婚事件簿(仮)」として文通にましたよ。メンヘラさんも、そうでない方も、最後まで見てちょんまげ!





たかだまなみとメンヘラの出会い

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月美さん、こんにちは。私が自分をメンヘラだと認識したのはひどい恋愛の後のことでした。男に数百万盗られ、ホームレスになり、生きる力すら吸い取られて床に臥せている時でした。話を聞いた友人が「まなちゃんってメンヘラなんだね!」と言い放ったのです。その瞬間雷に打たれました。「え?私ってメンヘラだったの!?」

 

……それまでワガハイの辞書にメンヘラという文字はありませんでしたし、病院で「あなたは男性依存、恋愛依存、ついでに蒙古タンメン中本の激辛ラーメン依存で重症です」というような診断をされたことはありません。明るい性格のせいか、今でもメンヘラ業界会員様からは「たかだまなみは本物のメンヘラじゃねえ!」とクレームがきます。私も仲間に入れてもらえませんかっ!

 

要するに私の場合は”自称”メンヘラなわけですが、自立した生活ができなければ、立派なメンヘラだと考えています。(なお、私が使っているのはネットスラングとしてのメンヘラです。その点ご承知おきください。)しかし月美さんが普段接しているのは「ガチの」メンヘラさんですよね。この企画では、入院や診断名がついていないけれど記憶障害までやってしまった恋愛依存の私も、月美さんタイプのメンヘラ(次回明かされるでしょう)、さらには、私たちが実際に接してきたメンヘラさんが登場することになります。

 

全員を同じ「メンヘラ」と一括りにはできません。メンヘラもグラデーション。レベルやタイプや性質の違いがあります。ですので「俺はお前のようなメンヘラじゃない!認めんぞ!」ではなく、メンヘラにもいろいろいるんだな〜とほんわか見て頂けると喜びます。

 

メンヘラでないほうが、いろいろ安定しますよね?

 

さてやっと本題です。私はメンヘラを治してから結婚するのをここ数年の目標にしていました。もともと意識高い系(これもメンヘラにカテゴライズして良いと私は思っています)だったので、意欲的で、行動的で、常に何かに燃えている自分がベストと感じているのです。「じゃああなたからメンヘラを抜いたら正常な人にでもなるというの?」と鋭く言われてしまうと困ります。私はメンヘラの自分を嫌ってはいませんが、困ってはいます。困ることは少ない方が良い、ですよね?

 

正直、自分を見つめる作業ほど辛いことはありません。それまで私がダメ恋愛をしてしまうのは、自分のせいではなく、単に男運が悪いのだと思っていました。それが分析するうちに家庭や親子関係の問題、小さい頃のトラウマが積み重なり、さらには自分を過剰に見すぎてしまうナルシシズムの問題に直面します。(メンヘラのナルシスト問題はまた別にやりたいですね)

 

今、私の心はとても安定していますが、メンヘラ発動中は、男性の心を喰う妖怪に成り下がります。……喰ベても喰ベても、心に空いた穴は埋まらない。空虚なんです。こうしてメンヘラ妖怪は夜な夜な、淋しい心を埋めてくれそうな男性を探す旅に出るのです。……ってそんな状態で結婚生活!できますかぁ!?まじムリゲーだよ!ということで私はメンヘラをある程度治してから結婚するのがベストと考え、今に至るのです。

 

私がメンヘラを治すことができた理由 はこちらの記事をご覧ください。

(【ちょいイタめ★メンヘラ女による婚活記】たかだまなみついにメンヘラ卒業!?

ミンダナオ島で見つけたモノ〜)

 

結婚でメンヘラは治り、さらにグレードアップできるのでは?

 

その前に「メンヘラが治る」状態を定義しておかねばなりませんね。メンヘラスイッチの明確なオンオフがある訳ではありませんし、外部的な要因、条件が揃えば”誰だって”メンヘラになり得ます。(これをメンヘラ環境問題説と言います。)今メンヘラをバカにしている人だって、仕事でセクハラにあい、プライベートではヒモ男が貯金を使い果たし、さらに体調不良、事故、災害が重なれば誰だって心が折れてしまいます。

 

メンがヘラるのは、性格や考え方だけでなく環境要因も大きな原因なのです。つまり、結婚を「良い環境要因」になるように整えて行けば、自ずとメンヘラスイッチが発動しないことになりますよね。メンヘラが治る、というのはメンヘラスイッチが発動しない状態と考えるべきでしょう。

 

と、メンヘラではない人への解説を終えたところで月美さん。結婚という薬でメンヘラ治りますYO★と言い切るのは(薬事法的に)どうなのかわかりませんが、私は結婚前にある程度メンヘラを治しておけば、結婚後にさらに自身がグレードアップできると感じました。メンヘラを卒業し、自分の心の深淵に落ちずにいる時間が長くなるほどに、今までは気がつかなかった新しいことが見えたり、興味が出てきたりするのです。

 

結婚によって全ての人に安息がもたらされる、とまでは言いません。でも私に限っては結婚によってメンヘラは治ると思っています。それには”メンヘラスイッチの発動しない人”をパートナーにすることが条件です。(それにはもちろん苦しくても自己分析が必要ですが)結婚というイベントをメンヘラ治療のポイント、目標にするのです。月美さんはいかがお考えでしょうか?お返事お待ちしています。

 

<終わりに>メンヘラは少子化問題の救世主(メシア)である?

 

あえて中二病のような言葉遣いをするなら、メンヘラこそ、日本に置ける少子化問題の救世主ではないでしょうか。エンターテイメントで溢れ、女性が社会進出し、恋愛や結婚の他に楽しいことがたくさんある中、わざわざ「めんどくさい」恋愛や結婚を選ばない人々が増えているのは先進国の病かもしれません。多くのメンヘラは人が好きですし、好かれたいと思っています。結婚を煙たがる人が増加する中、人が好きなメンヘラが盛んに交流し、セックスに励み、子供を作ります。

 

メンヘラが自分のメンタルのお世話や介護を欠かさず、結婚をメンヘラ卒業の証として賢く利用していけたら、政府が望むような、理想的な未来が到来するかもしれません。そのために、と言うわけではありませんが、メンヘラを含む様々な状態の人に寛容であり続ける。そういう私たちの姿勢が、今後の未来の日本のためになるのではないでしょうか。先も申した通りメンヘラは誰にでもなりうる、身近なものですしね。

 

辛くて苦しいけれど、自分と向き合う作業を続ければ、今あなたが見ている地獄から、明日には一つ抜け出すことができるかもしれません。メンヘラでも結婚。結婚して過去の自分とお別れし、新しい自分との出会う……いえ、それは”元の自分”との再会かもしれません。私、たかだまなみはメンヘラ婚活によって、メンヘラを治し、パートナーとの関係作りをお手伝いするため、今日も婚活相談に励みます。

 

<月美さんへ続く>

恋愛なんて捨ててしまえ〜ウェブでお婿さん採用の実態〜

お世話になっております、たかだまなみです。

秋も深まりましたね。

 

ゴリラクリニックdigさんから連載させて頂いている、

<メンヘラ女の婚活記>

gorilla.clinic

更新されました^^

 

ダメ男にしか子宮がうずかない私が、温かくて明るい家庭を作る夢のために、恋愛を捨て去る覚悟をしたのが2016年の夏。

 

恋愛は素晴らしいものだ、みんながするものだ、恋愛をして結婚することが善だ。

そういう一面も確かにあると思います。

しかし、本当に本当に本当に、恋愛って素晴らしいものなのでしょうか。

 

恋愛に振り回され、ホームレスになったり、まともな恋愛ができない自分を卑下してしまったり。恋愛によって、学べることがあるのは確かにそうでしょう。

 

でも

 

温かくて明るい家庭に、必ずしも恋愛を経る必要はあるのでしょうか。

 

そう考えて活動すること1年。

 

ウェブ婚活ももうすぐ終わり。。。!?

乞うご期待!

 

 

 

ヤリチン駆逐委員会

お世話になっております。株式会社たかだまなみです。

本日更新された記事、ヤリチンに泣いた全女子に捧げる内容となっております。どうぞご覧くださいませ。

 

ご意見、ご感想もお待ちしています!

 

 

koigaku.machicon.jp

マッチングアプリって楽しい?

こんにちは、まなだむです。

ウェブ婚活を開始してからというもの、慎重に行動するようになったので夜遊びワンナイト、マッチングアプリから遠ざかっていたのですが、企画に乗っかって久々にマッチングアプリなるものを利用してみました。

 

その記事がこちら!

koigaku.machicon.jp

 

楽しかったです。

こんな変な奴にあった!とか

プロフィール写真がなぜかキリンの人と会ったけど、イケメンだった!等

マッチングアプリ体験談、面白いエピソードありましたらお寄せください^^

 

 

 

 

 

新しいものを追加するんじゃない。ただ、戻っていくだけ。

お題「もう一度行きたい場所」

 

もう一度と言わず、何回でも行きたい場所。

私に還れる場所。

それがフィリピンのミンダナオ島です。

 

文化的とは言えないし、情報の洪水で脳をジャアジャア刺激している我々にとっては、「何もない」空間時間は退屈で苦痛なのかもしれません。

 

でも、私たちも動物ですから。文化的に過ごして、頭を使うことがエライと言う風潮がありますが、それは勘違いですから。それだけでは、ないですから。

 

そんなことに気づかせてくれる場所です。

 

やっと記事ができた〜〜^^ので、見てください!

 

gorilla.clinic

 

もともとヒトは生産する生き物ですし、アップデート が大好きですが、追加して容量を大きくすれば良いってもんじゃあないんですよね。そうだとしたら、いくら強いロボットだって、大きすぎて、機能が付きすぎて格好悪い。

 

私たちは日々の経験を通して、戻っていく。そのために生きているのではないでしょうか。別の誰かに変わることや、いまこの手にないものを追い求めるのではなく、素直で柔らかくて、そのままの自分にただ戻っていく。

 

そんな気がしています。

 

”男は皆5歳児である”に物申す!フリルのついた暴力を駆逐せよ!

お世話になっております、株式会社たかだまなみです。本日は弊社の社内会議で議論がおさまらない問題の記事に決着をつけようとゲストをお呼びしております。問題の記事がこちら↓(2019/7/20追記:記事リンクが無効になってました。)

 

p-drss.jp

 

 

 

この記事、いつの間にか雲隠れ。やっぱり不評だったのかしら?ザックリ要約すると、記事は女性向けに恋愛指南をしていて、著者の女性ライターは「男性を対等だと思うからいけないの。うん、オトコはこれから5歳児と思いましょ?そしたら女性は生きやすくなるし、輝けるわよ」とおっしゃっています。うん、それだけ?何か取り上げるほどのことある?いやいや、それで終わらせちゃダメなんですよ!!私の記事を読んでくださったことのある方なら、彼女の文に何か見覚え、デジャブ感はありません……?

 

そう、弊社が数々の男性をダメ男にしてきたプロセスそのまんまなんです。弊社はこの記事を鵜呑みにするにはあまりに良くない、と「取り扱い危険」に分類しました。このままで私のようにプロのダメ女が量産されてしまう!なってこったい!そこで鋭い考察が心地よい、ゲストのももさんと対談し、バッサバッサ切り込んでいくことにしたYO!早速よろしくお願いします。

 

目次:

■このモヤモヤはなんだろう
■本記事が、男性から支持されている件
西野カナ「トリセツ」に酷似してる件
■素敵な恋愛をするために私たちができること

 

<このモヤモヤはなんだろう>


もも:どうも、アンハサウェイ似のももです。よろしくお願いします!!

 

たかだ:(確かに似てるがあえてスルーしよう、、、)ももさんはこの記事を、率直にどう思いましたか?

 

もも:ちょっと気持ち悪いなあって。女性目線の記事なのに、随分と男性寄りという印象でしたね。

 

女性をキャバ嬢に見立てている……というか、吉原で女性を斡旋するママが「男なんてそん な生き物よ。もっとうまくやんなさい」って言われているような気持ち悪さがありました。その部分は「女力発電」という一文に凝縮されているかと。

 

たかだ:キャバ嬢……。まさにその通りですね。何故お金を貰っていない恋愛なのに、キャバ嬢をやらなきゃいけないんでしょうね。

もも:特に疑問視したいのが

男性が力を最大限に発揮し、子どもたちが希望を持って元気に生命を育み、女性がキラキラ輝く社会。

これが、女性が美しくなれて、心が満たされて、輝ける方法「周りを輝かせて、自分も輝く」生き方です。

 


この文を紐解くと、

自分と社会を輝かせるために男性に奉仕活動をしろ、

そのためにキャバ嬢活動をしろ、ということですよね。あまりにも暴力的★

 

たかだ:女性という守るべき存在がいるから男性が仕事を頑張れる、というのはまだ理解できます。でも、女性が輝けるかというのは別問題ですよね。


もも:こういった、他人を無理やり変えようとするレディースパワーを


「フリルが付いた暴力」と呼んでいるんです。


女は笑顔で殴り合いますからね笑

 

たかだ:パワーワード、キターーーー!!!!

もも:フリルのついた暴力の例えで、「既成事実作り」というのが一例としてありまして。


たかだ:ほうほう。

もも:付き合う前の彼氏のお家に「お泊まりセット」を黙って置いて行くに始まり、浮気相手のベットの下にアクセサリーでマーキング。最終的には事後に「実は・・・今日排卵日なんだ☆てへぺろ」と言って男性を震え上がらせます。

たかだ:こええええwwww

もも:そう、しかも悪気が全くないところが問題なんです。悪意はありますが。

たかだ:悪意w 本記事から感じる禍々しい不穏な空気は、もしかしたら私のピュアピュアな精神が著者の悪意に反応しているからなのかも知れませんね。


話は戻りますが、キャバ嬢活動をすると、女性として確かに生きやすい部分もあるんです。会社では可愛く、健気にお茶を入れれば男性上司に怒られないし、目をつけられない。男性の機嫌が良ければ女性が生きやすくなるという図は、確かにあると思うんです。


でも「上司に気に入られたいし、5歳児だからお茶を入れてあげる」という考えと、「ああ、疲れてるだろうからお茶淹れてあげよっかな」とはお茶が入る結果は同じでも、違うことがあります。それは本当に自分のしたいことと、行為そのものが不一致なことです。

 

本心ではない言動を続けると、心と体の乖離が起きます。この代償は大きいですよ〜。私もそうですが、子宮のバグ(明るい家庭を作りたいのに、全く正反対の犯罪者レベルのダメ男を選んでしまう引き裂かれ現象)に苦しんでいます。理想があるのに、頭ではわかっているのに、やってることは違う。乖離したまま生活すると、自分がわからなくなったり、痛みに鈍感になったり、逆になんてことないことにもつまづき、折れてしまいます。

 

もも:一致させよう!言ってることと、やってること!


たかだ:それな。

 

あとこの記事を支持するキラキラ系女子が、「男って仕方ない生き物だから」「お茶を可愛く淹れてあげた方が私にいいことがあるはずだから」という考えに賛成いうことは、いかに社会で生き辛さを抱えているかの証拠にもなっています。


その生きづらさに気がつかないで、

「男ってしょーもないよね☆私たち女性がキャバ嬢やればイイよね☆」

って怖いし不憫だなあって。

もも:そうですね、、、。


女性が男性に対して、一切見返りを求めていないわけではないと思います。やっぱり人間なので、愛して欲しいし笑。


でもそれはあくまで「思いやり」程度の話であって、照準を「返還率」に合わせると破綻しますよね。

たかだ:ですね。

私はこの記事を見て、怒りを通り越して泣けてきましたもん。
この方はどうしてこんなに我慢しているんだろうと。我らメンヘラ界に早くお招きしたい……。

 

もも:我々女性の幸せは、千代に八千代に耐え忍んだ上に成り立つ物なのか......?と思いますね。「女性がもっと輝ける」ということは「我慢した見返りに男性に与えてもらえるもの」であってはいけないと思うんですよね。

 

<本記事が、男性から支持されている件>

 

たかだ:不思議なことに、この考えを支持する男性がいるんですよね。


もも:男性からしたら「自分を認めてほしい」「やりたいことはやらせてほしい」「束縛しないでほしい」。そこに「わかってくれる女性がいる!」という部分で首がもげるほど頷けるのかと。

たかだ:3回くらいもげろよ。5歳児って言われて「そうだそうだ!男は5歳児なんだ!」って叫んでいる男性って面白いですよね。プライドはきっとお母さんの胎内に置いてきたんでしょうね。


もも:勘違いされている方に提言するとしたら「お前のお母さん以上に優しい人はこの世にはいないぞ」と言いたいですね。

たかだ:それな。

 

西野カナ「トリセツ」に酷似してる件>


もも:これって、西野カナの「トリセツ」に酷似してる問題なのかなって思って。

たかだ:自分を取り扱い説明書風に歌っているあの曲ですね。


もも:言っていることは同じなんですよね。褒めてくれ、可愛がってくれ、わかってくれ、でもあたしが太ったのはスルーしろ……って。違うのは男性側とは要求の種類が違うことですが。

たかだ:普通に考えると結構怖いことですよね。付き合いたての1ヶ月しか効力のなさげな歌詞です。私が男なら、トリセツ女は御免こうむりたいw

もも:これが「フリルのついた暴力」なんです笑

 

たかだ:友人の男性に西野カナのトリセツどう思う?と聞いたら「可愛じゃん!」と即答されました。男性ってこんなもんか。だって5歳児だから☆笑

もも:世間の認知がこのような男性主体で「いつまでもロマンを追い求める俺様を支える嫁」像と「男性がいないと生きていけない女性」像で構築されてそれが刷り込まれていますからね。

たかだ:これが……社会の闇の根源か……グハァ!

もも:「恋愛をしていないと負け組」とメディアでも日々謳われていますからね。いいと思うんです。向いていない人は恋愛しなくたって。

たかだ:私もそう思います。弊社、株式会社たかだまなみは「恋愛結婚にストップ!」が社訓ですし。

もも:恋愛に疲れた人が「逃げ恥」でワンステップすっ飛ばして結婚、っていう部分で多くの共感を得たのかと思います。

たかだ:そうですよね。

もも:「恋愛や結婚って必ずしもしなくていいよね」って言う考えを社会が許してくれない。

 

もうね、家族や友達の圧力が「結婚しろしろ」って妙齢になると凄いのよ。正直、女性はその圧力にもう疲れ切ってるんじゃないかな。


たかだ:それな!!

疲れてる!!!

私たちは疲れているんだ!!!!デモしたい!!!


もも:だから偽装で結婚したら「あれ、意外と思ってたより他人って割り切ってたけどうまくいった」(ファンタジーではありますが)というところがあるのかと。そこで愛情が芽生えたら儲け物ですよね笑

たかだ:ええ、逃げ恥はファンタジーです。嫁が運よくガッキーだなんてそんなことあるわけない!気づけ!


たかだ:「私たちは辛い」という感情がキラキラ成分によって覆い隠されているのが、気持ち悪さのモトなのかもしれません。

もも:ややもすると「女性をより生きづらくする」提言かと。もっといろんな生き方があっていいのに、大学進学のように「みんな結婚しているからしなきゃいけないもの」という圧力があって、そのためにはどうしたらいいのか、と言うベースに基づいて説明しているので気持ち悪いんですよね。

この著者の他の記事です。




「いい男は結婚している」のはあたりまえ。だから私たちがすべきこと
「いい男は結婚している」「結婚したいけど出会いがない」と不満を言う女性、素敵な男性と付き合って、ますます成熟していく女性――両者の違いは何か? なぜ、いい男は皆結婚しているのか? どうすれば素敵な独身男性と出会い、パートナーになれるのかを紐解いていきます。



「いい男は結婚している」のはあたりまえ。だから私たちがすべきこと | DRESS [ドレス]



たかだ:確かに圧力がすごい笑。それに私はこの文が気になります。

 

あなたに意地悪をしたり、傷つけようと思って近づいてきたりする男性なんて、ほとんどいませんから。』



たかだ:この方は運よく、意地悪な男性に当たってこなかったんですね。羨ましい限りですが、私は5歳児だという男性に何度も金を踏んだくられたり、暴力を振られて絶命しかけました。

 


もも:その5歳児がギャンブラーだったらDV男だったりネットワークビジネスにはまってたり宗教だったりなにかを「信じる」方であった場合のリスクは、ここには書かれていませんからね……。

それでも笑って「5歳児だから仕方ない☆」ってなる前に、いやいや逃げようよ、ってなりますよね。



たかだ:逃げ恥じゃなく、逃げ勝ちですよ、マジで。私も「この人には私しかいないの!」とDV野郎をかばっていた時に、このキラキラ記事に出会ったら盲信したでしょうね。
「そっか、やっぱり……男性を応援してあげられない、私が悪いんだ……。私がもっと頑張らなきゃっ!」って。

 

ただでさえ、生き方のロールモデル(お手本)がおらず、生きるのは大変なことなのに「結婚するのは当たり前だし、女性はこうあるべき」と言う圧力をかける。ヤリ○ンをはじめとする、女性を搾取する人へのリスクをわかってない。それが私がこの記事を危惧する理由です。


もも:そうですね、結局記事の立場として女性側に立ってない。そこがもやっとするポイントですよね。



たかだ:中の人は女性ではない。明治、大正時代のおっさんを内面化していらっしゃる……。だから男性の支持率が高いのかもしれません。



もも:ほんと、おっさんかもしれない。

また引用ですが、


その例外とは、女性がまず先に、彼のわかってほしい、察してほしい、ケアしてほしいを満たし、男性が重要視している3つの感情を常日頃からシャワーのように感じさせてあげることです。

 

そうすると、男性はこの「心地よい刺激」を手放さそうとしなくなり、それを保つために初めて努力をしようとします。つまり、どうやら彼女の気持ちを察してあげることが必要らしいぞと彼が思うまで、辛抱するしかありません。



たかだ:これってダメ男製造のプロセスでは……。



もも:この方もなかなか辛い経験をされたのかと。



たかだ:辛いと一言も言わないのが辛い。



もも:もっと怖いのが、



■5歳児は大人にならない。ベストオブ5歳児を育てて
くれぐれも、「いつかは5歳児から10歳、20歳、30歳と成長してもらおう」なんて思わないことです。男性はどんなに年齢を重ねようと、一生5歳児であることは変わりません。

しかし、5歳児にもレベルがあります。家に引きこもっているニートの5歳児なのか、少し家を出るようになった5歳児なのか、世界を舞台に社会で活躍する5歳児になるのか。

目の前の5歳児が、会社でも友人の中でも、後輩からも先輩からも、男性からも女性からも、憧れられるようなベストオブ5歳児にするかは、あなたの関わり方次第です。

自分が好きな人を、自分次第で、もっと素敵にできて、みんなから頼りにされて、憧れられる男性にできるなんてすごくワクワクするし、とても嬉しいと思いませんか?

 

 


たかだ:他人をコントロールできると思ってるーーー!!!!

もも:5歳児が大人にならないっていう部分がすごい怖い、って友達が言ってました。結婚したのにお金を湯水のように使ってしまう旦那はこういうことか……。育たないのか……。って落胆してましたよ笑 犬よりも育てるのが大変そう。



たかだ:著者について悪く言い過ぎて申し訳ないんですが、きっとお子さんいたらモンスターペアレントになりそうですよね。自分次第で他人を変えられるって言えるところは正直ヤバイ。

 

こんなに私と同じように人をダメにすることをやっていらっしゃるので、きっと私と気が合うのではないかと私は思っています!


でも男性がだめになっちゃったら「5歳児ですから☆」と自分に言い聞かせているんでしょう。なんだろう……。昔の自分を見ているようで辛い。辛すぎるよぉ!!

 

もも:それ。自分次第で他人の考え方を変えようだなんて、本当に恐ろしいことだと思っています。



たかだ:私は自分の恋愛黒歴史からして、シュールでふざけた記事ばかり書いてますが、この方の記事を見てもっとキラキラ成分を増すことができるとわかりました。でも私がキラキラしてもイタいだけだと思うんですけどねw

 

 

もも:もっと「江古田ちゃん」くらいもっとえぐい部分を世の男性に教えてあげてください!笑

 

 

<素敵な恋愛をするために私たちができること>



もも:言えるとしたら、

「他人には期待するな!変われるのは自分だけ」ということですね。


基本的に恋人も他人なので相手に一切期待してはいけないということです。相手に何も求めてはいけない。相手のありのままを認めるということが「愛」だと思います。

結局、恋愛とは言え人間関係なので「ごめんね、ありがとう」という謙虚な気持ちを持って接することができれば御の字なんです。そこで他人に何かを期待したり求めたりし始めるからなにかバランスが崩れ始める。だって友達には何も期待したり求めたりしないですよね?そこです。ポイントは。親しき中にも礼儀あり、感謝の心を忘れず日々接していくことが大事だと思います。


よく、会って3秒で「デートしてよ」とか言う男性がいますよね?仕事だと会って3秒で「仕事ください」って言っても、もらえないですよね?それと同じことなんですよね。まずは相手のことを知って、関係性を構築してからの話なんです。なぜか「恋愛」っていうフィルターがかかると「恋愛」が一種の「人間関係」だっていうことを我々は忘れて甘えてしまったりしますよね。だからもし恋愛したいと思うのであれば、「恋愛」しよう!っていう気持ちを「諦め」て一人の人間として接することができるのかどうかっていう部分が大事なんです。

 

まずはそこからで、あとは付き合ってからも「1人のパートナー」として対等に付き合っていけるかどうか・・・ってことですね。これから我々親が死んだり、辛いことはいくらでもありますからね笑 そんな時に支えてくれるような人はどんな人なんだろう・・・って考えたらどうでもいい恋愛とかしようとか思わなくなりますよね。


そうして自分を律することができれば、自ずと自分と同じくらいの徳を積んだ人といつかは出会えるはず笑。


いいんです、一生のうちに1人出会えれば。そう考えたら少しは気が楽になりますよね。まだ人生30年くらいありますので笑。


たかだ:ありがとうございます。この力強いコトバに救われる人は多そうです。私のモヤモヤもスッキリしてきました。

もも:それは何よりです!

自分が自分らしく輝ける社会は男性ではなく自分で作っていきましょう!


もも:中学生時代に教え込まれた日常の五心がこんなところで役に立つとは。ぜひ参考にしてください。
https://plaza.rakuten.co.jp/freeflight/diary/201304040000/

 

今思えばとんでもない時限爆弾でした。あとは相手に自分の心が弱くなって相手に依存しそうになったら「ゲシュタルトの祈り」を思い出すのは、実に有効ですね。

 

ゲシュタルトの祈り  

私は私のために生きる。 あなたはあなたのために生きる。

私は、何もあなたの期待に応えるために、この世に生きているわけじゃない。

そして、あなたも私の期待に応えるために、この世にいるわけじゃない。

私は、私。 あなたは、あなた。

でも、偶然が私たちを出会わせるなら、それは素敵なことだ。

たとえ出会わなくても、それもまた素晴らしいことだ。

 

 


たかだ:耳がぁぁああ!!!耳が痛いぃいいいい!!!(たかだは『このだめな人をなんとかしてあげたい』症候群である。)

もも:耳が痛いですね……。辛い夜に何度この言葉に救われたことか……。

たかだ:私は十年前に知りたかった。

もも:私も五年前に知りたかった。

たかだ:今知れて良かった、ということにしておきましょう……。今日はありがとうございます。私は私のために生きようと思いました。モヤモヤに容赦なくメスを入れてもらえて感謝です。

もも:そうですね。人間遅すぎることはない!ということにしておきましょう!!!ご静聴ありがとうございます笑

 

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<対談を終えて>

私、たかだまなみは数々のダメ男と付き合って玉砕(DV、住むところなくす、金盗られる等)してきた過去がある。

machicon.jp

だから「男性に無償で尽くそう、それが女性が輝く秘訣☆」という考えには真っ向から反対である。これは自分をないがしろにする行為であり、むしろ一部の男性にとってはさらにダメになるチャンスを与えてしまうことになるからだ。だから、今男女関係で自分を追い詰める人が、さらに苦しむことにならないよう呼びかけたいと考えた。


残念だが、この記事のキラキラ成分は幻である。しかも悪質である。こういう考えで人間関係を築く人の末路は知れているだろうが、私は著者が気になる。なぜなら同族だから。

「港区にしか住んだことないんですぅ〜」と平気で書いてしまうあたり、もともとトチ狂ってる方だとは思うが、なぜ彼女がこの考えに至ってしまうのか。彼女の心の穴についての考察がなければ、危険思想になってしまう可能性もじゅうぶんにある。(実際になっている)わかって読む分には、一理ないこともないこともないかも知れないのだが。

 

では、ご感想等お待ちしております。